火星（Mars）

火星が天空を動く様子を示してみたいと思います。上下ある写真の上は 2021年1月18日に撮影したもので中央少し下に見えている明るい星が火星になります。一方下は 2021年1月31日に撮影したもので左上の明るい星が火星です。この写真で×印は火星が 1月18日に位置した場所で約13日でどの程度動いたかが分かります。上の写真で＋印は 1月31日に位置する場所でこの写真でも動いた状況がよく分かります。このように時間をおいて観測した際に対象とする天体が周りの恒星に対して動いているようでしたら、その天体は太陽系での惑星、準惑星、小惑星あるいは彗星のいずれかと考えて間違いありません。尚、この写真はニコンのデジカメ D5600 で撮影しましたが、上下の写真で火星の大きさがかなり違っているのは下の写真では明るい星はより大きく写るように調整するフィルタを使っているためです。