北の方角

北の方角の眺めはこの展望ルームの一番のハイライトである。正面に小野子山と子持山の作る鞍部に谷川岳を眺めることが出来る。特に冬期には真っ白に雪化粧した姿が陽光に映える様はまさに息を飲むような眺めである。小野子山の左には仙ノ倉山、平標山も見えている。子持山の右には尼ヶ禿山、迦葉山等玉原高原付近の山があり、さらに上州武尊山等が続く。北の方面の眺めの左端には榛名山が、右端に赤城山がどっしりと見えており、あたかも北の眺めの門柱のような感じである。

西の方角

西の方角にはまず浅間山から浅間隠山に連なる山々が見えており、榛名山のすぐ左には本白根山がある。浅間山の左には妙義山があり、さらに荒船山、鹿岳、小沢岳、御座山が見えている。荒船山の左には高崎白衣観音とともに八ヶ岳があり、赤久縄山から稲含山そして東西御荷鉾山が間近に見えている。

南の方角

南の方角には雨降山から武甲山までの群馬県南部の山々と秩父の山並みが続き、さらに武甲山から左には武川岳から陣見山までの秩父の山々が峰を連ねている。奥武蔵の山々については少し詳細にまとめてみた。

東の方角

東の方角には赤城山の稜線上に袈裟丸山が見えており、その右には安蘇山塊の山々が続いている。大気が澄んだ日には遠くに筑波山も見える。