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館林市千塚町のA氏宅富士塚
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| 館林市千塚町の熊野神社のすぐ近くのＡ氏宅にある富士塚です。高さ約2mの土盛りの塚の上に台座含めて高さが約1.5mの石祠があります。石祠の額には○宝の講紋が刻まれています。正面右には高さが約1.1mの石碑があり「小御嶽
磐長姫命」とあります。正面左には高さが約0.5mの石碑があり文字等はありませんが、位置と形状から烏帽子岩と推定されます。 さらに塚の左に高さが約1.5mの大きな石碑があり正面には「富士マークに○宝 七十五度御禮」「元祖 角行 食行 霊神」「宝行天翔真魂命」、左側面には「扶桑教会 教導職試補青山林蔵 二代目 青山治年」、裏面には「明治十五年午三月十一日」の文字があります。 この富士塚は○宝講が築ったものと思われますが、○宝講は主に千葉県で活動した富士講で、群馬県内では○宝講に関わる史跡に出会ったのはここが初めてです。 |
| 内 容 | 年代 | 講名等 |
| 高さ約2mの土盛りの富士塚 | ○宝講 | |
| 石祠：額に○宝紋 | ||
| 石碑：「小御嶽 磐長姫命」 | ||
| 石碑：烏帽子岩と推定 | ||
| 石碑：「富士マーク ○宝 七十五度御禮」等 | 明治15年 | ○宝講 |